睡眠サプリメント成分表

グリシン
アミノ酸の一種。
眠る前にサプリメントの形で摂取すると、「睡眠の質が高まる」という研究データがある。
具体的には、睡眠前にグリシンをとると、深い眠りに到達するまでの時間が、約半分になったという実験結果がある。
また、グリシンをとることによって、目覚めがスッキリとするという実験結果もある。
グリシンはアミノ酸の一種であり、薬ではないため、副作用の心配はない。

ＧＡＢＡ（ギャバ）
ギャバには、興奮を抑えてリラックスさせる作用があります。
ＧＡＢＡを１００㎎摂取すると、寝つきが良くなり、深い眠りに入りやすくし、質の良い睡眠を保つ効果がある、とする研究があります。
ＧＡＢＡ（ギャバ）は、リラックス効果が高い成分のため、他にも睡眠以外の効果として、自律神経障害による不安やイライラの緩和、アルツハイマー型認知症の予防・改善、血圧低下、腎臓や肝臓の機能改善、肥満の防止などの報告も出ている。

バレリアンエキス
バレリアンは別名セイヨウカノコソウと言われるハーブの一種です。その根茎を煎じたバレリアン抽出物は、リラックス作用があるとして、世界各地で薬やサプリメントとして使用されています。米国やドイツでは医薬品として使用されていますが、副作用の心配はありません。

テアニン
テアニンとは緑茶や玉露に含まれるお茶特有の成分で、旨味成分グルタミン酸に似た構造をしたアミノ酸の一種です。５０ｍｇ以上の摂取で不眠改善の効果が実証されています。
その理由は、テアニンには興奮をしずめ緊張をほぐす、つまりリラックス効果があるからです。

トリプトファン
トリプトファンが不足すると、脳内神経伝達物質の一つであるセレトニンが減少し、うつ状態、不安症、恐怖症、多動、不眠症、痛みなどの症状を引き起こします。
したがって、トリプトファンをサプリメントの形で摂取してやることにより、精神を落ち着かせることが可能です。

メラトニン
睡眠の中でも、とりわけ人が感じる眠気と強い関係があるのが、メラトニンというホルモンです。 メラトニンは自分で作り出すことも出来ますが、サプリメントという形で摂取することも可能です。
しかしメラトニンの販売は日本国内では認可されていないため、サプリメントの形で摂取する場合は外国製のサプリメントを個人輸入する必要があります。その場合、安全性については国内で保証されていないことを理解しておく必要があります。

ビタミンＢ１
不眠が続くと元気の源と言われるビタミンＢ１が欠乏し、疲労物質とされる乳酸が体内に溜まります。ビタミンＢ１をサプリで摂取してやることにより、疲労回復効果が期待できます。

ビタミンＢ６
トリプトファンとともに脳と睡眠とのメカニズムに深く関係している神経伝達物質・セロトニンを作ります。
それによって、興奮状態を鎮め、高いリラックス効果が期待できます。

銅
銅が不足すると、入眠までの時間が長く、よく眠ったと感じる率が低いとする研究があります。

鉄分 鉄が不足すると、夜中に目が覚めることが多く、眠りが浅い、とする研究があります。

以上のことを意識してサプリメントを選ぶといいでしゅう。



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