睡眠ダイエット [睡眠のメカニズム]

睡眠ダイエット法とは、質の高い睡眠をとることによって、ダイエットをしようという考え方です。

運動するとか、食事制限を行なうといった特別なことをするのではなく、日々規則正しい生活を心がけて、質の高い睡眠をとり続けることにより、ダイエットを実現します。

世の中には、ダイエットに関する情報が氾濫していますが、中には全く効果がないばかりか、健康に害をおよぼすような危険な情報も存在します。
しかし、この睡眠ダイエット法は、健康的にやせる上で、非常に適した方法であると、多くの医師が認めています。

睡眠ダイエットの具体的な実践方法は、至ってシンプルです。
「規則正しい生活を送る。つまり毎日同じ時間に起きて、夜はキチンと眠る。」
ただそれだけです。

「それだけで本当にやせるの?」とあなたは感じられたかもしれませんが・・・
この方法には、キチンと医学的に証明された根拠があります。



睡眠がダイエットになる理由を理解する上で、非常に重要なのは、コルチゾールというホルモンです。
このコルチゾールは、ダイエットをする上では欠くことの出来ない重要なホルモンです。

コルチゾールの役割は、体に蓄えられている栄養素、具体的には「脂肪」やブドウ糖のかたまりである「グリコーゲン」を、エネルギーへと変えることです。

コルチゾールは、眠りについてから3時間後に訪れる浅い眠り(レム睡眠)の間に、大量に分泌されます。
この時間帯に、質の高い眠りに入っていれば、蓄えれれた脂肪をエネルギーにかえてくれる、つまりダイエットになるということです。

いかに睡眠がダイエットによいか、お分かりいただけたと思います。

逆に、不規則な生活が続き、しっかりとした睡眠がとれていないと、太る原因となります。
例えば、夜中にお腹が減って、お菓子やラーメンといった夜食を口にしたとしましょう。

すると、本来ならば、深夜3時頃から、コルチゾールが分泌することにより、脂肪やグリコーゲンをエネルギーへと変えてくれるという活動が、うまく行われなくなります。

すると、夜食のカロリーに加えて、本来エネルギーに変わっていたであろう脂肪やグリコーゲンも、そのまま体に残ってしまい、太る原因となります。
これが不規則な生活や不摂生によって、太るメカニズムです。

「眠ると太る。」、「寝ないとやせる。」といった誤った理解をしている人も実際に多くいますが、
それらは、科学的にみると、まったく根拠のないデタラメです。

「眠る3時間以上前に、夕食を済ませて、毎日キチンと決まった時間に質の高い睡眠をとる。」

このような生活習慣が、ダイエットには最も効果的です。


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